ARCHIVE STYLING Vol.17
スタイリスト高橋ラムダ氏による アーカイブファッションの新解釈
今もなおファッション好きの間で語り継がれているエディ・スリマン時代のDIOR HOMME。スカやモッズとテーマにした2006S/Sのポロシャツや、グラムロックをテーマにした2006A/Wのタートルネックセーターなど、彼が生み出したロックスピリット溢れるアイテムらは発表から10年以上経った現在も高い人気を誇っている。当時は同じDIOR HOMMEでまとめたタイトで緊張感あるコーディネートが主流だったが、今着るなら遊ぶ心を交えてカジュアルに着こなしたい。ボーダーのタートルネックセーターに、グリーンのポロシャツ、そしてデムナのBALENCIAGAのストライプニットを合わせてみる。そんなこれまでにないDIOR HOMMEの着こなしに挑戦してみて欲しい。
高橋 ラムダ/LAMBDA TAKAHASHI
2005年より白山春久氏に師事し、08年に独立。スタイリストとしてのキャリアをスタート。白山事務所所属。
オリジナリティあふれるスタイリングは国内外問わず支持を集め、雑誌やカタログ、パリコレクションなど、その仕事は多岐に渡る。2017A/Wより自身のブランド〈R.M GANG〉もローンチ。
Direction&Styling_ LAMBDA TAKAHASHI
Photography_ SHUNYA ARAI