ARCHIVE STYLING Vol.12
スタイリスト高橋ラムダ氏による アーカイブファッションの新解釈

スタイリスト高橋ラムダ氏によるアーカイブスタイリング スタイリスト高橋ラムダ氏によるアーカイブスタイリング
Jacket:ISSEY MIYAKE(1996A/W)
Vest:Maison Margiela(2006A/W)
Inner:DIOR HOMME(2005A/W)
Pants:Maison Margiela(2004A/W)

2006A/WにMartin Margielaがリリースした衝撃的なベストを知っているだろうか? 多種多様な20本近くのレザーベルトを繋ぎ合わせた、これまでのベストの概念を覆すようなまさにMartin Margielaの真骨頂とも言えるアイテムである。その一着は“服”をいうよりは“アートピース”に近いかもしれない。それでもやはりMartin Margielaが服として世に送り出したなら、実際に袖を通してみるべきだ。ただ、インパクトあるレザーベストに着られないよう注意しなければいけない。アウターには90年代のISSEY MIYAKEのミリタリージャケット、ボトムにはMartin Margielaのレザーパンツなど、レザーベストに負けないぐらい存在感の強いアイテムを合わせるのがオススメだ。首元にアクセントとして差し込んだボーダーのタートルネックは2005A/Wのエディ・スリマン時代のDIOR HOMMEの一着。細かいところにまで気を抜かないことで、確固たるコーディネートが完成する。

高橋 ラムダ/LAMBDA TAKAHASHI

2005年より白山春久氏に師事し、08年に独立。スタイリストとしてのキャリアをスタート。白山事務所所属。
オリジナリティあふれるスタイリングは国内外問わず支持を集め、雑誌やカタログ、パリコレクションなど、その仕事は多岐に渡る。2017A/Wより自身のブランド〈R.M GANG〉もローンチ。

Direction&Styling_ LAMBDA TAKAHASHI
Photography_ SHUNYA ARAI